企業統合には様々な問題が起こります。
合併が決定して、いざニュースになった段階では、お互いの代表がにこやかにテレビ画面に登場することでしょう。
しかし、それまでの道のりは到底そんな穏やかなものではありません。
いざ、合併の話が持ち上がったとき、企業間の力の差が如実に現れますおそらく仕掛けた側は、どこまでも有利な条件を求めるでしょう。
しかし、合併される側も黙ってそれを受け入れるわけにはいきません。
この駆け引きは、おそらく表面上には現れない熾烈なものになるでしょう。
下手をしたら、違う合併先を探すなんてことになるかも知れません。
また、パワーバランスは時々によって変わります。
合併を考えた時は問題がなかった企業間のバランスが、突然崩れてしまうということも考えられます。
しかし、今の経済状況から再編を焦るあまりに安易に企業統合に手を出すケースがあります。
そして、妥協の結果の統合と称されることもあります。
合併後の華やかな会見の裏では、このような種々の問題が起こっているのです。
しかし、海外からも日本企業を狙う動きがある今日、じっくりと納得のいく統合をゆったりと時間をかけて行うことができないのも現状です。