国民的ゲーム「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」の両シリーズ。
これらの発売元である、エニックスとスクウェアが、2003年位合併しました。
これは、ゲームファンのみならず、一般社会へも大きな衝撃を与えました。
この統合については様々な理由が挙げられています。
○ 映画事業で失敗したスクウェアへの救済措置という考え(実際は合併時既に財務状態は改善されていた)
○ 一方エニックスは看板の『ドラゴンクエストシリーズ』のソフトが出ない年は売り上げが半減すると言われるなど収益の不安定性
○「エニックスお家騒動」に絡む出版事業の衰退
○エニックスは『DQシリーズ』以外のタイトルの知名度が低いが、スクウェアは『FFシリーズ』以外のタイトルも期待度が高いといった補完関係
○エニックスの強いアジア、スクウェアの強い北米、欧州という海外事業の補完関係
○発売スケジュールの調整で『ファイナルファンタジーシリーズ』と『ドラゴンクエストシリーズ』を衝突させない事での収益機会の確保
○オンラインゲーム、モバイルゲームの時代に備え、両社のコンテンツ資産の有効活用による相乗効果を図った
○和田社長曰く「将来を見越しての勝ち残りのための攻めの合併」
○エニックスがパブリッシャーに、スクウェアがデベロッパーに特化した制作体制であったため、これを相互補完する効果
○多角的メディア・プラットフォーム戦略への体制作り
と言われています。
一番興味深いのが、将来の生き残りを見据えたということです。
企業統合は企業の存続に大きく関わる重要な戦略でもあるのです。